
2022.09.12
2022.09.02
転職お役立ち情報
前回はどんな業界があるのか、知ることが出来ましたね!
まずは『サービス・インフラ』とはどんな業界か知ってみましょう!
サービス業界→教育、福祉・介護、旅行・ホテル、レジャー、外食、人材、不動産など、無形のサービスを販売・提供することを主たる事業分野
インフラ業界→鉄道、航空、空港、電力、ガス会社などのように、社会の基盤となる、私たちの生活に密着したサービス・仕組みを提供することが主たる事業分野
サービス・インフラ業界には多くの分野・企業が含まれています。共通しているのは、「持っている経営資源(モノやヒト)を生かして、顧客に価値のあるサービス(無形のモノ)を提供することで収益を上げる」という点になります。
例えば、教育業界では学習塾や進学予備校が持っている経営資源のうち、教室などの設備や教材が「モノ」に相当する。「ヒト」は講師などだ。これらを生かして、授業というサービスを提供し、受講料という対価を得るというビジネスモデルになっています。
インフラ業界の場合も、鉄道会社の鉄道事業で考えてみると、「モノ」は路線や駅などになり、「ヒト」は運転士や整備士などで、これらの経営資源を生かして電車を動かして人を運ぶというサービスを提供し、乗客から対価として運賃を得ることで、収益を上げているビジネスモデルです。
▽現状と課題
・サービス業界
製品など具体的なモノを販売する事業と異なり、サービスを提供したその場で消費されます。常に消費者のニーズに素早く対応するために、消費者が何を求めているのか探り続ける姿勢が企業には求められます。ITをより積極的に活用して消費者一人ひとりの購買履歴を収集・分析するなどして、マーケティングに力を入れていく必要があります。
また、現在少子高齢化が進む中で、人手不足を補うことが重要な課題の一つになっています。生産性やサービス水準の向上に関する取り組みを進めており、その中でロボットやAI、IoTなどの活用を通じ、省力化や効率化を図る動きがより本格化していくとみられます。
・インフラ業界
時代の変化に伴い環境意識の高まりを受け、エネルギーの脱炭素化に向けてどう取り組むかという課題や、ニーズが高まっている再生可能エネルギーへの取り組みが求められています。
SDGsの17の目標のうち、7番目にうたわれているのが、「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」。実現には再生可能エネルギーの研究・開発、実用化が必須になってきております。
再生可能エネルギーの主力電源化に向けた取り組みは電力、ガス会社が研究を続けているだけでなく、風力発電の普及に向けて、2018年には「再エネ海域利用法」が成立するなど、法整備の観点からも新たなエネルギー供給に向けた取り組みが進められています。
また企業の社会的責任として、省エネの取り組みとして電力使用量を減らすとともに、太陽光パネルの設置や、外部調達の電力を再生可能エネルギーに転換することで、二酸化炭素排出量削減を目指す企業はますます増えていきます。
インフラ業界にとっても、少子高齢化とそれに伴う人口減少は大きな課題になってきており、インフラの利用者が減少していく中で、どのように収益を上げてインフラ提供を維持していくかが今後問われていきます。
▽どんな仕事があるの?
他の職種とは違って、昇格していきやすかったり将来的に独立やFCオーナーになることができるなど将来のキャリアアップをしていきやすいです。
▽業界研究を行い興味関心・適性を知ろう!
転職活動をすると1社だけではなくたくさんの業界研究が必要となります。
中には、「面倒くさい」と感じる方もいるかと思います。転職は大きなライフイベントになるのでパスザバトンでは専属のキャリアアドバイザーが担当させて頂きますので、一緒に業界・企業研究を行っていきます。
「知らない・わからない」ことを認識せずに、自分や企業への理解は深まらないものです。
業界を知ることは自分の発見にもつながります。時間がかかるからこそ、ぜひ早めに転職しようかな?と思ったらまずは相談だけでもしてみてください!
自分の価値観がまだ明確になっていないという方は、再度自己分析をすることをお勧めします。
パスザバトンでも自己分析を行っているので、自己分析をして自分の理想とする将来像から、今の自分に必要なものを棚卸していき、あなたの価値観を知るのに役立つと思います!