2022.09.12
【業界を知ろう!】小売とは?
2022.08.30
転職お役立ち情報
前回はどんな業界があるのか、知ることが出来ましたね!
まずは『小売』とはどんな業界か知ってみましょう!
私たちの生活に関わってくる業界のひとつが、小売業界です。商品の売買や流通などをおこなう小売業は、私生活の中でとても身近にある職業といってもいいでしょう!
小売業界は大きく分けると、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、専門店の4つになります。
▽各業態の特徴と具体的な企業
・百貨店
多様な商品を店頭に陳列して販売し、大型且つ都市型店舗が多いです。ネットショップの開設や、日本製の化粧品などを大量購入する外国人旅行者への接客対応も強化されております。
企業例:三越伊勢丹、高島屋、阪急百貨店、そごうなど
・スーパーマーケット
食料品を中心に、日用雑貨類を販売しています。大量仕入れや、セルフサービス方式など人件費を削減することで低価格販売を叶え、現在までシェアを拡大してきました。
企業例:イオン、イトーヨーカドー、西友など
・コンビニエンスストア
コンビニエンスストアは小型マーケットであり、急成長をとげている業態でもあります。年中無休、24時間営業など長時間営業を行い、最近では無人レジも導入されつつあります。また地域によっては需要のある時間のみ営業するなどしてお客様ニーズによって店舗の運営状況も変わってきています。経営形態には直営チェーン店と、フランチャイズ制によるものがあります。
企業例:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキなど
・各種専門店
特定の専門領域の商品を扱うのが専門店です。主に家電量販店やドラッグストア、ホームセンターなどが挙げられます。
企業例:ヤマダ電機、ビックカメラ、ウエルシアホールディングス、マツモトキヨシ、サンドラッグなど
▽小売業界の魅力
1、お客様との距離が近い
特に接客販売の仕事であれば、お客様に喜んでもらえること、感謝されることにやりがいを感じている人はとても多いです。
また、小売業界は普段の生活になくてはならないものを販売しているので、お客様の生活の役に立てていると実感できます。
その為、誰かの役に立ちたい、喜んでもらいたいと考えている人には小売業界の接客販売のお仕事を選択するのが良いですね!
2、自由な雰囲気と裁量の大きさ
小売業界は他の業過と比較した際に、自由な雰囲気(自分で裁量を持って)で仕事ができます。
例えば、店舗の運営にあたっても、自分なりに工夫して商品を陳列したりお客様対応も自分なりに行うことができるので個人の裁量が大きいのも魅力の1つです。
3、実力主義が徹底している
小売業界では、店舗や個人の売上を達成を目標としています。その為、売上UPなど結果を出せばわかりやすく給料に反映されます。
年功序列でなく、自分の力を試したい!と考えている人には刺激が多く、やりがいを感じるかもしれません。
▽主な仕事内容
仕入れ・物流・在庫管理
店舗で販売する商品を仕入れる、いわゆるバイヤーの仕事です。ここでの「仕入れ」は店舗への仕入れというよりも、店舗に商品を届ける前に在庫を確保しておくイメージです。
メーカーや卸売業者と連携をとり、消費者へ商品が十分に供給できるよう在庫を管理します。小売業者の規模によっては、店舗社員がバイヤーの役割を兼ねることもあります。
在庫不足・過多とならないよう、数字を扱うのが得意な人に向いているでしょう。仕入れ先との交渉も欠かせませんので、コミュニケーション能力も大切です。
未経験から挑戦したいとなると中々難しいポジションになるので、まずは店舗スタッフからスタートしてキャリアアップしていくのが一番早い道のりになります!
販売・店舗運営
店舗での仕事は、小売業で一番メジャーな仕事ともいえます。
仕事内容としては、お客様への接客販売や、店内商品の在庫管理、店舗単位での企画の運営などがあります。
店長や、複数の店舗を統括するエリア部長といった役職もあります。小売業界では、入社後は自社の店舗で仕事をし、店長経験を積みながらキャリアアップを目指す例も多いです。現場の声を本部に届けるために、エリアや本部の会議に参加することもあります。
接客が得意な人はもちろん、本部・現場とかかわりながら視野を広げたい人にもおすすめです。
未経験からでも働きやすいポジションなので、人と関わるお仕事をしたい方にはお勧めです!
企画・販売促進
市場の動向をもとに消費者ニーズをとらえ、次に販売する商品を決めます。
マーケティング要素もあり量的なものだけでなく、各店舗からのヒアリングといった質的データも参考にしながら分析を行います。新たな商品をどのように売り出すか、キャンペーンの詳細なども考えます。自社で生産を担っている場合は、ここでの企画をもとに商品開発を行います。
企画を円滑に運営するため、各店舗への伝達業務も欠かせません。店舗との連携が重要です。新しい物事に興味のある人、トレンドに敏感な人に向いています。
こちらも、未経験からのスタートは中々難しいためしっかり店舗でお客様と関わりながら動向をしていき、ゆくゆく個々のポジションを狙っていきましょう!
▽業界研究を行い興味関心・適性を知ろう!
転職活動をすると1社だけではなくたくさんの業界研究が必要となります。
中には、「面倒くさい」と感じる方もいるかと思います。転職は大きなライフイベントになるのでパスザバトンでは専属のキャリアアドバイザーが担当させて頂きますので、一緒に業界・企業研究を行っていきます。
「知らない・わからない」ことを認識せずに、自分や企業への理解は深まらないものです。
業界を知ることは自分の発見にもつながります。時間がかかるからこそ、ぜひ早めに転職しようかな?と思ったらまずは相談だけでもしてみてください!
自分の価値観がまだ明確になっていないという方は、再度自己分析をすることをお勧めします。
パスザバトンでも自己分析を行っているので、自己分析をして自分の理想とする将来像から、今の自分に必要なものを棚卸していき、あなたの価値観を知るのに役立つと思います!